伊良部秀輝氏急死の際にも書きましたが、マスコミの報道姿勢に不安を感じます。ていうか怖い。
島田紳助氏が昨日、自らの不祥事(という表現で良いのか、最早分かりませんが)によって突然引退して以降、各種マスコミで氏の「黒いうわさ」や事実がどんどん明るみになっていますが、なんで今更なんでしょう?
名誉毀損な言い方になってしまって氏には申し訳ないのですが、氏に黒いうわさがあったなんて、週刊誌レベルでとはいえ既に何度も報道されています。事実の部分なんか、とっくの昔に暴かれていたとかいう話ですし。
それなのに日本中のほぼ全員が知るように堂々と報道するのは、引退発表をして「氏は実際に悪い奴だった」という風潮が決定的になってから。なんか、後出しジャンケンのような気がするなぁ・・・。
氏に「やめるしかないなぁ」と悟らせるように、その情報を操作し、溜めに溜めて極限になったところで一撃で放った。そういう風に思います。
「有名人は叩けば(社会的に抹殺すれば)儲かる。その話が例え嘘八百でも」という風潮のせいか、マスコミはまるで親の敵のようにターゲットを叩きます。平気でターゲットを抹殺する「大嘘」という兵器を乱射します。
これはいただけない。
僕は、マスコミの「有名人の欠点のあら捜し」のような報道姿勢のせいで、「その人の良い部分」を見つけるのが最早難しく感じるようになってしまいました。
情報操作怖ぇ。
