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以前、1~24話の大幅な修正版を投稿した際に、いくつかのデュエルも修正していると書きましたが、今日はそれについて触れておきます。

登場カードを変更・追記したデュエルは2つ。栄一vs護と栄一vs新司のデュエルです。

まずは栄一vs護から。栄一・護互いに第3ターンに修正が入っています。
ちなみに栄一の第3ターンが始まる直前の状況はこんな感じです↓

栄一 LP3500
手札:2枚
場:バーニング・バスター(攻撃表示)
護  LP1100
手札:2枚
場:インフィニティ・ナイト(攻撃表示)

ここからスタートです。まずは修正前の栄一の第3ターンをば。

戦士の生還を発動。スパークマンを手札に。

融合発動。フィールドのバーニング・バスターと、手札のクラッチマン、スパークマンを融合

ウルティメイト・バーニング・バスター融合召喚。

で、クラッチマンの効果で攻撃力4500になったウルティメイト・バーニング・バスターで攻撃したものの、護のリリカル・セイジに阻まれ、護のライフを100残してしまった栄一は、次の護のターンでナイト・ネクサスを呼ばれ逆転負けを喫した・・・というのが史実なのですが、実は修正前のままだと、ちょっとプレイングを弄れば栄一は勝ててしまうんです。
NEXUSを舐めまわす様に何度も読まれていらっしゃるか、ちょっと勘の良い方なら気付かれるかと思いますが、栄一はこの後の10話(歓迎ペアデュエル大会)でバーニング・バスターと戦士族1体を融合素材とする融合モンスター、パワード・バーニング・バスターを披露しています(攻撃力3200)。
つまり修正前のままだと、

戦士の生還でスパークマン手札に。

融合でフィールドのバーニング・バスターと手札のクラッチマン融合。

パワード・バーニング・バスターを融合召喚(クラッチマンの効果で攻撃力3700に)。

スパークマンを通常召喚。

こうする事で、リリカル・セイジの有無に関わらず栄一は護に勝ててしまうのです(インフィニティ・ナイトは攻撃力3500)。
元々バーニング・バスターシリーズはNEXUSの構想前から完成していたオリジナルカードなのですが、このミスに気付いたのは10話が原作HPさんに公開された後でした。

作中の設定上「天下のガーディアンズ・マスターがプレイングミスに助けられた」では格好がつきませんので、作品自体の大幅修正に便乗してデュエルを修正。
↓が現在掲載されている栄一の第3ターンです。

クラッチマン通常召喚。

ミラクル・フュージョンでフィールドのバーニング・バスター、クラッチマンと墓地のフェザーマンを融合、ウルティメイト・バーニング・バスターを召喚。

ミラクル・フュージョンの登場によって余った最後の1枚の手札は、レスポンシィビリティにする事で護の第3ターンに繋げる。
幸い、ミラクル・ヒーローの効果によってナイト・ネクサスは破壊から守る事ができるので辻褄は合う。

という風になったわけですね。何この「今日のMVCはミラクル・ヒーロー」状態。





さて次に、栄一vs新司戦の修正です。

修正が入ったのは、バーニング・バスターの特殊召喚シーン。
現在掲載されているVerでは、コード・チェンジでバーニング・バスターのテキストに書かれている「自分フィールド上に存在する戦士族モンスターが戦闘またはカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時」の部分の種族を鳥獣族に変更する事で、ホークマン(鳥獣族)の戦闘破壊に誘発してバーニング・バスターを特殊召喚していますね。

修正前ではここ、ホークマンが戦闘破壊された時に、そのままバーニング・バスターを特殊召喚していました。
上の修正後を見たら分かりますが、バーニング・バスターが特殊召喚できるのは戦士族が破壊された時、だけどホークマンは鳥獣族。にも関わらず、ホークマンの戦闘破壊に誘発してそのままバーニング・バスターを特殊召喚してしまっていたのです。

気付いたきっかけは、とある方の感想の中での指摘です。
この方の感想を見るまで、バーニング・バスターもホークマンも自らが作ったオリジナルカードのくせにミスに全く気付いていませんでした。
ていうかホークマンが鳥獣族である事が地味すぎる為か、その方が指摘されるまで他の読者様も気付いていなかったっぽいです(E・HEROは大半が戦士族である為、その先入観があった事が原因か?)。

「ルールミスは不味いだろ」というわけで、急遽コード・チェンジを登場させる事で対応しました。
栄一1ターン目のネクロイド・シャーマン融合召喚時にエレメンタル・ターボを使う事で(修正前には融合召喚時にエレメンタル・ターボは使われていなかった)手札を1枚増やし、その増えたスペースにコード・チェンジを当てはめました。エレメンタル・ターボ万歳。





こんな感じです。デュエルは執筆中も完成後も何度も見直して、ルールミスが無いかとかプレイング次第で勝ち負けが逆転しないかとかは確認しているつもりなのですが・・・。
どう考えても僕の不手際ですどうもありがとうございました。

というわけで今日はここまで。長ったらしい文を最後まで見て下さって、本当にありがとうございました。

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デュエル展開
それは、我々作者の最大の敵……。
あまたの作者がこの敵を前に倒れ、屍の山を成して行ったのだ……。

毎回デュエルに間違いが発覚したツナソノ序盤は本当に泣くかと思いました。ホークマンを指摘した本人です。

>(E・HEROは大半が戦士族である為、その先入観があった事が原因か?)
その可能性は大だと思います。私もイマトドのカード説明でサイコショッカーが「通常モンスター」になってたことに、ツナソノ執筆の段階で気づきましたから。

デュエルを書き換えるのは一苦労だったと思います。お疲れ様でした!
司書| | 2009/10/05(Mon)01:24:01| 編集
実は作中で考えるのが最も楽しい部分であり、最も間違いを起こしやすい部分だったりする
その節はどうも! ネクサスです。
僕もこの先は暫くややこしいデュエルが続く為に、辻褄が合うかの確認作業で3回ぐらい死ぬかもしれません・・・。

司書さんのデュエルは良い意味でも悪い意味でも複雑な為(申し訳ないのですが、容量オーバーを起こしやすい僕の頭では、司書さんのデュエルはたまに追いつけなくなる事があったりします・・・(失礼な話になってしまいますが、他の方のデュエルでも追いつかなくなる事がたまにある))、間違いが起こってしまうのは致し方ない事だと思います。

トウミさんのデュエル(ていうかぶっちゃけデッキ破壊の使い手全般のデュエル)なんか、僕では絶対書けないです。自信あります。
手札・フィールド・墓地の調整だけですら手一杯なのに、そこにデッキ枚数の調整まできたら・・・もう・・・orz


>>(E・HEROは大半が戦士族である為、その先入観があった事が原因か?)
>その可能性は大だと思います。私もイマトドのカード説明でサイコショッカーが「通常モンスター」になってたことに、ツナソノ執筆の段階で気づきましたから。
やはり先入観の可能性が高いでしょうか。
僕自身、バーニング・バスターをデザインした際にある事情から意図的に効果対象を「E・HERO」でなく「戦士族」にした為に、その名残があったのかもしれません。

効果モンスターの説明を通常モンスターにしてしまったミスは僕にもあります。
既に投稿したやつ(もしそうなら既に修正済みの筈)かまだ投稿していないストック分かは忘れましたが(汗)


>デュエルを書き換えるのは一苦労だったと思います。お疲れ様でした!
どうやらまた書き換えなければならなそうな可能性も出てきましたが、頑張りたいと思います。
申し訳ないですが、もう少しお付き合い頂ければ幸いです。

・・・プロたんさん、マジゴメンなさい(汗)
【2009/10/05 22:16】
厳しい展開
しかし、ミラクル・フュージョンでは栄一君が余計に負けない・・・と言う現実が・・・。
(ウルティメイト・バーニング・バスターを呼ぶ際に、素材を墓地の戦士族2体、そして『バーニング・バスターをクラッチマンで素材代用する』・・・となり、場にウルティメイトとバーニング・バスターが並び立つというほんの少し妙な光景となってしまうため)
「それが『古代の機械究極巨人』の恐ろしい所なんですよ。」「お前『古代の機械究極巨人』の何知ってんねん!」(ぇ

やはりウルティメイト達バーニング融合体には、その性質の関係上レインボー・ネオスと同等の素材制限が必要なのか・・・?・・・と思いました。
(しかもその条件ですら、墓地の戦士族2体+バーニング・バスターを素材として、クラッチマンを残していれば普通に勝てたという現実……。)
「攻撃力3900(墓地のヒーロー3体で900アップ+クラッチマンの500アップ)の、シャイニング・フレア・ウイングマンだとぉ!?」は……さすがに身も蓋もなさすぎます(ぇ
他、(融合を使うパターンでも)ガイア、ダーク・ブライトマン、プラズマヴァイスマンで勝利すると言う選択肢もありますが、枚数制限のあるエクストラデッキの性質上「その時はエクストラデッキに入っていませんでした」……ならばまったくプレイングミスや矛盾点は存在しないと思われます。


レスポンシィビリティは何だっけ・・・と読み返してみたら、「炸裂装甲の完全下位互換か・・・存在そのものを忘れていたよ・・・。」と不覚にも思ってしまいました(ぇ
(既存カードの完全下位互換が出たと思いきや、平気でぶっ壊れカードが登場する・・・。カードパワーが極端すぎるよ漫画版GX・・・。)

コード・チェンジは手札まで干渉するのかって・・・?
大丈夫だ、十代だって効果の合間にコード・チェンジを割り込ませるというとんでもない事をやらかそうとしていた(ぇ
カオスマンSP| | 2009/10/05(Mon)09:46:29| 編集
衝撃の事実
>(ウルティメイト・バーニング・バスターを呼ぶ際に、素材を墓地の戦士族2体、そして『バーニング・バスターをクラッチマンで素材代用する』・・・となり、場にウルティメイトとバーニング・バスターが並び立つというほんの少し妙な光景となってしまうため)
その発想は無かった(汗)

やっぱり、カオスマンSPさんには敵わないです。まさかそんな戦術を披露してくるとは・・・(汗)
融合バーニング・バスターとクラッチマンは共に、デュエル毎に矛盾が起きないかを特に注意して見ているモンスターなのですが・・・。
このデュエルの時も、融合素材代用モンスターの盲点は確認した筈なのですが、どうやら360度全方向からは見れていなかった模様です。

古代の機械究極巨人。リミッター解除の恩恵を受ける事ができて、もし1Killに失敗しても古代の機械巨人が墓地から出て来るって何だよ・・・(汗)


>やはりウルティメイト達バーニング融合体には、その性質の関係上レインボー・ネオスと同等の素材制限が必要なのか・・・?・・・と思いました。
自分で作ったオリカながら同感です。もしこのままだと、単純な話クラッチマン×3で攻撃力1500アップのウルティメイト・バーニング・バスターが呼べるという・・・。
元々クラッチマンをウルティメイトの融合素材にする時は、「戦士族モンスター」の1体として融合させる事しか頭に無かったので、もうレインボー・ネオスと同等の制限にしちゃいます。

>(しかもその条件ですら、墓地の戦士族2体+バーニング・バスターを素材として、クラッチマンを残していれば普通に勝てたという現実……。)
そうだ! おろかな埋(ry

にしても、同じデュエルを掲載後に2回も修正する作者なんて、絶対他にはいねぇよ・・・。


レスポンシィビリティは、仰る通り炸裂装甲でも構わなかったのですが、HERO的にはこれがピッタリだと思ったので。
NEXUSではただでさえ必須級のカードがポンポン出てくるので、それの抑制にとの意味でもこのカードが最適だったかと思います。

にしてもGreat TORNADOはどうやってOCG化するつもりだいコンマイさんよぉ・・・。


コード・チェンジも仰る通り。十代も遊戯さんも結構アバウトな使い方をしていたので、それに便乗させて頂きました。
まだOCG化されていない(ていうか寧ろ性質上OCG化は無理?)という事で、公式裁定もないですからね!
【2009/10/05 23:04】
ご苦労様です
 私もこのせいで何晩うなされたか分かりません。特に最近はデュエル構成ごとにうなされている気がしています。ジャストボーナスこわいよおおお。鉄壁がせまってくるよおおおお。同情するなら手札をくれええええ。

 さて、カオスマンSPさんのご指摘で炎上されちゃってますので、ここは鎮火しときたいと思います。戦士の生還にこだわらないのなら、最初の場合のスパークマンをネクロダークやエッジマンに変えておけばおkです。要は通常召喚できなければいいのですから。特にネクロダークならば、墓地に優先的に送るメリットがあるので、強引に融合しちゃう理由はあるかと思われます。……これで救えたかしら?w
 墓地をなくす方法ならば、エレメンタルリレー&貪欲な壺などでなくすことができます。炸裂がきかねえええ展開をするために手札を増やしたければ、こちらも併用してみては?

 ……と思ったら、クラッチマンが残っている限り、他に手札にE・HEROがあれば場にパワード・バーニング・バスターが並んじゃうんですよね……。クラッチマンを使わないで、ヒートハートやバーニングブラッドあたりで代用しちゃうしか思いつかない……。ブラッドの方ならば、一応反撃に備える的な意味で優先的発動をする理由はあるはず。

 こういう裏話は面白いので、このコーナーは楽しみにしております。生みの苦しみを共有できるのはありがたや。
村瀬薫| | 2009/10/05(Mon)19:14:11| 編集
闘いはまだまだこれからだ!
僕も最近、昼夜関係なくうなされています。特に学校では修正してる暇が無い為、


「おい、授業早く終われよ」


状態です(ぇ


>最初の場合のスパークマンをネクロダークやエッジマンに変えておけばおkです。
> 墓地をなくす方法ならば、エレメンタルリレー&貪欲な壺などでなくすことができます。炸裂がきかねえええ展開をするために手札を増やしたければ、こちらも併用してみては?
なるほど。手札抹殺などを駆使して(エレメンタル・リレーについては後述)墓地肥やし→貪欲な壺で手札を強化してレスポンシィビリティィィィィ!な展開を作る。その案もアリですな!

・・・と思ったら、

>クラッチマンが残っている限り、他に手札にE・HEROがあれば場にパワード・バーニング・バスターが並んじゃうんですよね……。
・・・orz

ちなみに、戦士の生還の代わりをエッジマンにしてしまうと今度は、


ガ・イ・ア・無・双(はぁと)


の矛盾に悩まされる事に・・・。


>クラッチマンを使わないで、ヒートハートやバーニングブラッドあたりで代用しちゃうしか思いつかない……。ブラッドの方ならば、一応反撃に備える的な意味で優先的発動をする理由はあるはず。
なるほどそれも面白い。ですが、申し訳ないですけど却下です。
というのも、一応自作オリジナルカードの登場順は、一度登場させたら変えないというポリシーを持っているもので・・・(この場合、バスターシリーズの次に登場するHEROが、クラッチマンから次の回に登場するホークマンになってしまう。もし登場順を弄ったら、読者の方も混乱する恐れもあるので・・・)。
何ともややこしいポリシーだったりしますが、何卒ご了承下さいませorz

> こういう裏話は面白いので、このコーナーは楽しみにしております。生みの苦しみを共有できるのはありがたや。
お楽しみ頂けて光栄です。また何かネタを見つけましたら、書かせて頂こうと思います。
【2009/10/05 23:16】
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